(3)鋼材

…………………………………………………………………………………………
▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲ 問題 ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
…………………………………………………………………………………………
問1 鋼材の力学特性
………………
 a, 炭素鋼は、炭素を3.0〜5.0%含んだ銑鉄からリンや硫黄などの不純物を
  取り除き、炭素を0.008〜2.0%にしたもので、展性・延性に富み加工性
  が優れている。しかし、炭素量が(イ)なると引張強さ・硬さが増加
  し、展性・延性が(ロ)になる。
   炭素鋼の種類は、炭素の含有量により、低炭素鋼(0.30%以下)、中
    炭素鋼(0.30〜0.50%)、高炭素鋼(0.50%以上)に分けられる。この
    うち、(ハ)はピン・軸・工具等の鋼材として、(ニ)は橋梁・建築等
    の一般鋼材として用いられる。
                 (18)

………………
 b, 図に示す鋼材の「応力―ひずみ曲線」において(D)点を表している用語
   として、正しいものは次のうちどれか。   (h17,12)

………………
 c, 鋼材の疲労に最も影響する要素は、繰り返される応力の変動幅とその繰
    返し回数であるのか? (h15)

………………
 d, 鋼材の応力−ひずみ曲線は、引張試験を行うことによって求めれれるの
    か? (h15)

………………
 e, 応力−ひずみ曲線において急激にひずみが増加し始める現象を降伏と呼
    ぶのか? (h15)

………………
 f, 強度レベルが高い鋼材ほど、最大応力となるひずみが大きいのか? 
     (h15)


………………………………
問2 鋼材記号
………………
 a, SS490は、一般構造用圧延鋼材か? (h16,14,10)

………………
 b, SM490Aは、溶接構造用圧延鋼材か? (h16,14)

………………
 c, STK490は、一般構造用炭素鋼管か? (h16,14)

………………
 d, SHK490Mは、鋼管ぐいか? (h16)

………………
 e, SKK400は、鋼管矢板か? (h14,10)

………………
 f, SM400は、鉄筋コンクリート用棒鋼か? (h10)

………………
 g, SKY400は、鋼管矢板か? (h10)

………………
 h, SMA鋼材は、耐候性に劣る鋼材であるのか? (h7)

………………
 i, 鋼板には、JISに定めるSS鋼材、SM鋼材およびSMA鋼材の3種類があるの
    か? (h7)

………………
 j, SS鋼材を鋼板として溶接工事に用いるときは、板厚に制限があるのか?
    (h7)

………………
 k, SM鋼材は、特に溶接性に優れた鋼材であるのか? (h7)


………………………………
問3 鋼材の冷間加工
………………
 a, 冷間加工を行うと、鋼材はじん性が低下したり、きれつが生じたりする
    おそれがあるので、注意が必要であるのか? (h13)

………………
 b, 曲げ加工における折曲げ部のエッジは、加工前に面取りを行わないのが
    原則であるのか? (h13)

………………
 c, 曲げ加工によって材料に切欠きとなる傷を与えないように注意する必要
    があるのか? (h13)

………………
 d, 冷間加工を行う場合は、主要部材に局部的に大きなひずみを与えないよ
    うに注意する必要があるのか? (h13)


………………………………
問4 鋼材の品質確認
………………
 a, 鋼材が所定の規格に合っているか否かの確認は、鋼材と鋼材に添付され
    ている鋼材検査証明書(ミルシート)と照合して確認するのか? (h11)

………………
 b, 曲げ試験は、曲げ加工を行うとき、または曲げ応力が働いたとき、表面
    および内部の欠陥が現れるか否かを試験するものであるのか? (h11)

………………
 c, 衝撃試験は、鋼材の粘り強さを知るための試験であり、主として一般構
    造用圧延鋼材に適用されるのか? (h11)

………………
 d, 外観検査は、造塊あるいは圧延に際して鋼材の表面に生じたきずに対し
    て行われるのか? (h11)

………………
 e, 鋼材検査証明書は、製鋼所が製作会社に対し契約時の規格または購入仕
    様に適合していることを証明するものであるのか? (h9)

………………
 f, 鋼材の化学成分は、鋼の性質に大きな影響を及ぼすので、鋼の規格には
    化学成分の規定を含むのが通常であるのか? (h9)

………………
 g, 引張試験は、ほとんどの鋼種に適用される最も重要な試験の一つで、そ
    の試験片の形状・寸法はJISで定められているのか? (h9)

………………
 h, 衝撃試験は、曲げ加工を行うとき、表面および内部の欠陥が現れるか否
    かを試験するものであるのか? (h9)







…………………………………………………………………………………………
▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲ 解答 ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
…………………………………………………………………………………………
問1
………………
 a, (イ)=多く、(ロ)=小さく、(ハ)=高炭素鋼、(ニ)=低炭素鋼
………………
 b, (3)
    ・Aは比例限度
    ・Bは弾性限度
    ・Cは降伏点

………………
 c, ○
………………
 d, ○
………………
 e, ○
………………
 f, × 強度レベルが高い鋼材ほど、最大応力となるひずみが小さい。


………………………………
問2
………………
 a, ○
………………
 b, ○
………………
 c, ○
………………
 d, × SHK490Mは、H形鋼ぐいである。また鋼管ぐいはSKKである。
………………
 e, × SKK400は、鋼管杭である。また鋼管矢板はSKYである。
………………
 f, × SMは溶接構造用圧延鋼材である。また鉄筋コンクリート用棒鋼はSR
    (普通丸鋼)、SD(異形棒鋼)で表す。
………………
 g, ○
………………
 h, × SMA鋼材のAは、耐候性(鋼の表面に細かい安定さびをつくる)の意
    味であり、耐候性に勝る鋼材である。
………………
 i, ○
………………
 j, ○
………………
 k, ○

………………………………
問3
………………
 a, ○
………………
 b, × 曲げ加工における折曲げ部のエッジは、施工前に最小0.1tの面取り
    を行うのを原則とする。
………………
 c, ○
………………
 d, ○

………………………………
問4
………………
 a, ○
………………
 b, ○
………………
 c, × 衝撃試験は、鋼材の粘り強さを知るための試験であり、溶接構造用
    鋼材に適用される。
………………
 d, ○
………………
 e, ○
………………
 f, ○
………………
 g, ○
………………
 h, × 衝撃試験は、衝撃に対する抵抗性を調べる試験である。



Copyright (C) 2008 Hidenori Nakamura. All Right Reserved
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

                                TOP