<夜は慎重に>
眠るための何の予備知識もなく
目を閉じると
遊園地が突然あらわれ
僕はむりやりジェットコースターに乗せられる
急激な落下で 眠れないのだ
あの高さから
かわるがわるネオンのような
過去のショットが暗闇のなかに浮かび
過酷な社会で落ちこぼれた僕でも
なんとか明日の仕事のために
全力で眠ろうとする
明日につづく睡眠を軽視してはいけない
こんな僕でも毎日仕事のために
細心の注意を払ってベッドに入っているのだから