序章・・・・
今回は「マルタ島」へ行ってみようというのが,コトの発端である。ロンドンは,フライトの都合上,思いがけなくついてきたオマケ。でもせっかくだからロンドンも丸一日観光しちゃえ・・・と欲張ったスケジュールを組んでしまった。マルタへ行く途中と,帰る途中にロンドンに寄るのだが,2回あわせてもロンドン滞在時間は,たった48時間。空港移動や寝る時間を含めて・・・である。なんということだ。ロンドンを愛する人々からすれば,冒涜にも値する!?
ロンドン・・・これまで「行きたい!」と思ったことがあまりなかった街だ。もちろん現代のロンドンにはちょっと関心がある。英国王室の最新ニュースは好きなほうだし,最近ではロンドンを舞台にした映画『ノッティングヒルの恋人』がかなり気に入っている。でも他にロンドンで知っていることといえば,「霧のロンドン」とか「切り裂きジャック」とか,古い建物ばかりの街・・・・などなどわりとネガティブなものが多い。今回こんな偏見は払拭されるのだろうか。
意外な印象を持たれることを覚悟で白状しよう。ヨーロッパ自由旅行は今回がはじめてである。(かつてヨーロッパを訪れたことが は2度, は4度あるが,実のところ招待で恵まれたもの。)記念すべき一歩がロンドンからというのは,ちょっと因縁めいている。なぜならロンドンは昔,昔,大正6年という大昔, の祖父(グランパパと呼ぼう)が4年間住んだ場所。「まず,ロンドン行ってから,他のヨーロッパも行け」と天国から指令が飛んできたかのような展開。そんなわけで,会ったこともないグランパパのことも,ちょっと考えてあげながら,ロンドン歩きをしてみることにした。
とにもかくにも,はじめて乗る英国航空は思いがけず快適。「眼下にウィンザー城が見えます」とアナウンスがあって,美しい緑と家々の風景を空から眺めていると,飛行機はほどなく空港に滑り込んだ。15時45分,お天気はまあまあ晴れってとこか。
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