2002年2月25日にテレビ朝日系列で放送された「タイムショック21」にホノルルクラブメンバーが出場した時の参戦記です。

ホノルルクラブ、かく戦えり

 今回のホノルルクラブチーム出場のきっかけは、昨年の秋ごろのオン・エアで、どこかの強豪チームが敗れ、番組の最後に「来たれ強豪チーム」という呼びかけを見た嶋田氏が、「これはホノルルクラブでも出場できるかも」と考えたことだった。
 彼の呼びかけに今回の出場メンバーが応じ、クラブの副会長であり、実力・実績・社交性・見た目等から石野まゆみをキャプテンとして応募したのだ。
 予選は1月13日(日)。テレビ朝日に皆で着くとなんとビルの中は電気が消えていた。日にちを間違えたかと思いきや、「朝から停電」とのこと。ほどなく電気は無事についた。
 予選内容は筆記48問とチームごとの面接。最高点は石野キャプテンの47点だった。面接では「5人合わせてクイズ番組29勝。ホノルルクラブ30周年の年に30勝目をこの番組で」とアピール。メンバーで集まった時に「いったい全員で何勝してるんだろう」と数えてみたら本当に合計29勝でこれは使えると思ったものだ。30周年とひっかけたところもなかなかのネタと自画自賛。スタッフもノッテきて、その場で全員の勝ち星をすべてアンケート用紙に記入した。
 次は一人ひとりがテープから流れる「1分間に12問」に挑戦。ここではなんと石野・鷹羽の2名が全問正解を出し、「たぶん出場していただくことになると思います」という好感触を得て予選は終了した。
 予選後、すぐに石野キャプテンに合格の電話があり、収録日も4週間後の2月10日(日)に決定。その後、メンバーは各自に「得意分野の時事チェック」を振り分けて、電子メールで問題を送信し合う勉強の日々となった。過去のオン・エア問題を全問復習したメンバーもいる。ここでチェックした時事や予想問題は本番でもいくつか出題されたが、最大のヒットは「もとオリックスのイチローと田口、背番号の合計は?」の出題を予想したことだろうか(ちなみに予想者は嶋田)。
 2日2日に石野宅で本番前の調整と作戦会議の予定だったが、事前にチームを取材したいというスタッフからの依頼で急きょ練習風景撮影となった。当日は、チーム全員で並んで意気込みコールをしたり、早押しや一人ずつ1分間で12問の練習をしているところを約4時間にわたって撮影。本番ではあれだけのシーンだが、手間をかけた番組作りに感心させられた。
 かくして本番を迎え、結果は放送された通り。苦しい戦いだったがなんとか勝つことができ、メンバー一同、正直ほっとしている。皆さん、おつかれ様でした。
 では、各自の体験談・感想などをどうぞ。

(掲載写真左からの順)
嶋田康幸
西沢泰生
石野まゆみ
鷹羽寛
水野文也